ユニバーサルデザインの原則

ユニバーサルデザイン

2012年01月13日(金)

私の友人にユニバーサルデザインというのを研究している人がいます。ユニバーサルデザインというのは、「すべての人のためのデザイン」という意味だそうで、高年齢だとか障害があるといったハンディに特化してのデザインというわけではなく、広く多くの人たちが快適にモノを使いこなせるように、あらゆる場面あらゆる道具をデザインする研究のようです。たとえば携帯電話の文字表示を見やすくするとか、小さくて押しにくいボタンを押しやすいボタンにデザインしなおすといったようなこともユニバーサルデザインというようで、友人からこ「これも、あれもユニバーサルデザインされている」と指摘されて、なるほどと思いました。

友人によると、ユニバーサルデザインの7原則というのがあって、それは環境やモノ、コミュニケーションなどすべてが含まれ、すべてこの原則に従ってデザインされることが好ましいのだそうです。というか、そういう方向性を目指してデザインするのだとか。次の7つが原則と言われているものです。

原則1:誰にでも公平に利用できること
原則2:使う上で自由度が高いこと
原則3:使い方が簡単ですぐわかること
原則4:必要な情報がすぐに理解できること
原則5:うっかりミスや危険につながらないデザインであること
原則6:無理な姿勢をとることなく,少ない力でも楽に使用できること
原則7:アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること

身近なことでいつも思っているのですが、お風呂のお湯を入れる時の小さなボタンがものすごく小さくて押しにくいんですね。デザイン的に大きなボタンは「カッコワルイ」ということになって、たぶんこうなってしまったのだと思いますが、このデザインは力の入らない高齢者にはちょっと不便な代物です。デザインを優先するあまり「不便だけど我慢してね」というデザイナーは、弱者に対する想像力が欠如しているのかもしれません。

ユニバーサルデザインというのは結局のところ、誰にでも優しい社会を目指すということが基本になるのではないでしょうか。友人もそういう優しい心を持っている人です。


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