高齢者と車椅子には辛い坂

高齢者には坂が大変

2011年06月04日(土)

いいお天気ですね。どこかに出かけたくなるような陽気ですが、放射能が怖いし地震も怖いしで引きこもりになりそうです。こんな日はよく母を散歩に連れ出していました。亡くなる直前は歩くのもやっとで、車椅子のほうがラクチンという顔をしていましたが、歩けなくなってしまってはと思い、晴れた日には近所を散歩するようにしていました。私の家は緩い坂の上にありますが、坂というのはたとえ傾斜が緩くても高齢者にとってはとても大変で、特に坂を下りるのを怖がっていました。体の重心が支えられなくなってしまうようです。しっかり腕をつかみ、さらにズボンのウエストを持って体を安定させるようにして坂を下りるのですが、次第に散歩そのものを行きたがらなくなってしまいました。

若い頃は坂道とか階段なんてなんとも思いませんよね。高齢になるといかにそれがネックになるかがわかりました。施設研修の時にも、高台にあるお宅の高齢者の送り迎えはほんとうに大変でした。たとえ数段でも、女性だけですと車椅子を運ぶのが大変ですが、さらに高いところに建てられている家の場合、屈強な男性職員と一緒でなければ移動は困難です。今も町を歩いていて高台の家を見ると、高齢になった時のことはきっと想像していないんだろうなあと思ったりします。見逃しがちなことですが、そしてちょっぴりお節介なようですが、家を購入するときには高齢になった時の自分を、あるいは同居する高齢者が動けなくなった時のことも考えておいたほうがいいですよ。


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