嬉しいクリスマスプレゼント

クリスマスプレゼント

2011年12月15日(木)

もうすぐクリスマスですね。クリスマスプレゼントというのは貰う立場としてはもちろんとても嬉しいものに違いありませんが、プレゼントを差しあげる側にとってもとても楽しみなものです。これを差し上げたら喜ぶかしら、これはどうかしらといろいろなプレゼント用品を物色し、それをお相手に差し上げた時の笑顔って、最高の贈り物ですよね。

近くにある、特別養護老人ホームのクリスマス会にお手伝いに行った時のことです。入所されていたSさんは軽度の認知症の他に視覚障害があり、目がまったく見えません。部屋に入ると枕の上にプレゼントの包みが置いてあるのですが、広げた形跡がありません。プレゼント、何が入っているのでしょうね?と伺うと、「さあ、さっき○○さんが持ってきたみたいだけど、何を貰ったんだろう」と小さくつぶやきます。職員がプレゼントを置いていったらしいのです。

プレゼントを開ける楽しみを一緒に味わいたいと思い、プレゼントをSさんの手に載せ、ちょっとだけ手を沿えながらリボンをはずし、Sさん自ら包装紙を取ってもらいました。中から出てきたのはふかふかのレッグウォーマー。「なあにこれ?」と聞くので、足にはいてもらうと「長生きしているとこんな嬉しいこともあるんだね」と喜ぶSさん。包みの中から何が出てくるのかワクワク、そんな子どものような心になっていたSさん。あの時のSさんの嬉しそうな顔が、クリスマスになると思い出されます。


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