母の排泄の介護

排泄の介護

2012年01月12日(木)

介護をするにあたっては、大変なこととか苦労することというのが山ほどあると思いますが、特に排尿・排便というのは毎日のことですし、臭いなどもあって辛く思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。施設実習の時、やはり一番辛く、やりたくないと思った仕事がオムツの交換と各部屋に置かれているポータブルトイレの掃除でした。いったん鼻についた臭いは一日中つきまとってしまいましたし、排泄物の入ったポータブルトイレの洗い場まで運ぶ時には、なんとも言われぬ複雑な心境になりました。

気持ちよくお世話をさせていただきたい、快適な生活を提供したいと思っても、こればかりは最後まで慣れることができなかったのは、福祉を綺麗ごとで済ませたい心理がどこかに働いていたからでしょうか。私の知人も社会福祉士を目指して勉強していましたが、施設実習での排泄のお世話がどうしてもできず、挫折してしまっています。自分だって同じように排泄しているのですし、人間の毎日の自然の営みなのに、自分以外の排便・排尿についてはトコトン忌み嫌うこの感覚って、面白いですね。

それほど苦痛だった排便・排尿の介護。ところが、母の排泄のお世話についてはイヤだと思ったことがありませんでした。ただただ、赤ん坊の私のオムツを世話してくれた母に同じ事をしている自分。それがなんとも不思議な感覚でした。


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