介護離婚を避けるために

介護離婚になる前に

2012年02月20日(月)

「介護離婚」という言葉をご存知ですか?熟年離婚の離婚原因のひとつとしてあげられるもので、妻がお舅さん、お姑さんの介護に明け暮れ、介護をめぐって夫と言い争う日々が続くようになる。「どうしてあなたの親の介護をしなくちゃいけないの?」「私は何のために生きているの?」「私の人生がこれで終わるのなんて絶対にいや」、そんな感情が次第に嵩じてきて、ついに離婚にまで発展してしまうことがあるのですね。

妻に対して夫が感謝の気持ちを表現してくれたり、あるいは、介護にできるかぎり協力するという姿勢を見せてくれれば、それなりになんとか乗り越えられるものですが、介護はやって当たり前、介護は女性の仕事、妻の仕事と思いこんで当然の顔をしている封建的な男性もまだまだ多いのが現実です。もちろん男性の場合も、実の親の介護のために離職までした夫に対し、妻が無理解であったり非協力的であったりということが離婚の引き金になるケースもあるようです。

介護離婚・・・親の介護が原因で離婚をするのって、とても寂しいというか辛いものがありますよね。親は子どもが不幸になることなんて望んでいませんから、自分が原因で子どもが離婚し不幸になれば、とてつもない負い目を感じながら生きてゆくことになります。親も子も不幸になってしまうのは避けなければなりません。辛くなったら遠慮なく家族に打ち明けましょう、思い切り心の内をぶちまけて理解してもらいましょう。あるいは福祉のプロに相談し、福祉サービスを利用しましょう。負担が大きい場合は福祉施設などの利用も考えましょう。世間の目を考えて遠慮してしまう方もいるようですが、介護者の精神の健康を保つことが、介護で潰れてしまわないためには大切なこと。熱い火に手を焼かれそうになったら思わず手を引っ込めますよね。介護で心がヤケドしそうになったら、賢く身を引いてください。火達磨になってからでは手遅れです。


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