介護保険で住宅改修して手すりをつける

介護保険で手すりをつける

2011年09月22日(木)

私の家は玄関に始まり、廊下、トイレ、居間と、あらゆるところに手すりがついています。母の足元がおぼつかなくなり、家の中でも杖が手放せなくなってしまったため、介護保険を利用して手すりを設置したのです。幸い床は、あわてものの私自身のためにバリアフリーにしていましたから、母が足を敷居に引っ掛けて倒れるという危険はありませんでしたが、困ったのがトイレでした。洋式でも立ち上がるのがひと苦労で、後ろにひっくり返りそうになることがしばしば。頭でも打ったら大変なことになりますから、便器の周囲にいろいろな高低の手すりをつけ、どこにでもつかまって立ち上がれるよう工夫しました。

かかった費用は10万円ぐらいだったと記憶しています。あまりよく覚えていないのですが、介護保険での住宅改修の限度額がそれぐらいで、かかった費用の一割を利用者が負担する仕組みだったように思います。現在の介護保険の仕組みについては疎くて申し訳ないのですが(社会福祉士なのに知識が錆付いてしまっていて・・・)、要介護の認定を受けている方であれば、必要な住宅改修に対して介護保険が適用されるはずです。限度額ももっと高かったかな?

手すりの取付けや段差の解消(ほんの3センチほどの段差でも転倒事故につながったりします。車椅子も当然ながら段差は苦手ですし。)、引き戸等への扉の取替え、洋式便器等への便器の取替えなどが対象になるようですので、改修してみたいとお考えなら、お近くの役所の福祉課、ケアマネージャー、社会福祉協会などに相談してみるといいですよ。こうした改修をすることで介護がずいぶん楽になりますし、要介護者の自立度もちょっと上がります。

もっとも今は、残された手すりを見るたびに手すりにつかまっていた母の姿を思い出してちょっぴり辛く、取り外してもらおうかなあと考えているところですが・・・。


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