社会福祉学科のスクーリングに行く

社会福祉学科で学ぶ人たち

2011年07月05日(火)

大学の社会福祉学科には3年次編入をしました。母の介護をしながら通学するのはとても無理でしたから、通信教育過程を選びました。通信教育で勉強するのは孤独との戦い・・・だから途中でやめてしまう人がとても多いという話を聞いていたのですが、入学してみるとそんなことはまったくなく、孤独どころか、一人で学ぶことが楽しくて仕方ありませんでした。定期的にレポートを提出するのですが、そのための調べものは母の介護を忘れさせてくれるもので、現実からの逃避という意味では「趣味」や「娯楽」に近かったようにも思います。大変だったのはスクーリングです。一週間は家を空けなければならず、その間母を福祉施設に預けて出かけました。これは何回も繰り返しますが「本末転倒」・・・。介護という現実から逃れることができて、むしろ嬉々としていた自分に嫌悪感&罪悪感。

スクーリングではいろいろな出会いがありました。社会福祉学科には、将来福祉の仕事をしたいと思っている方たちがたくさん来ていましたが、私が友達になった人の多くは、私同様介護の真っ只中にいる人、あるいは介護で苦しんだ経験を持った人たちでした。なんの授業だったか忘れてしまったのですが、ある教授の言った言葉を今でもはっきり覚えています。「社会福祉学科を専攻する人というのは、身の回りになにかしら問題を抱えている人が多いんですよね」。介護のみならずうつ病に苦しんだ経験があったり、身内に障害者を抱えていたりという、重い実体験が福祉の道を選ばせるのだそうです。そうかもしれません・・・確かに、何かしら事情を抱えていた人が多いように感じました。


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