障害のある子供の介護と母親の介護

障害のある子と母

2011年08月03日(水)

友人には2人の娘さんがいます。お姉ちゃん(Yちゃん)は小学校5年生、妹(Mちゃん)は小学校3年生です。Yちゃんには知的障害と身体障害があります。いずれも中等度の障害で車椅子の生活を余儀なくされていますが、友人は、どんな所にも必ずYちゃんを連れてきます。家に置いてくることができないという事情もあるのですが、障害があるからといって引きこもってしまうのではなく、積極的に社会との接点を持たせたいという気持ちからです。それはYちゃんばかりでなく、妹のMちゃんにも、障害のある姉がいるということに引け目を感じないようにという、そんな教育をするためでもあるんですね。Mちゃんは、そんな母親の気持ちを察してか、とても優しく育っています。

友人はといえばとにかく明るいんです。いつもニコニコと前向きに生活をしていて、子供の障害にめげることなく、その事実を真っ向から受け止め、向き合って暮らしているという強い母のイメージがあります。障害のある子供を持つ母親というのは(もちろん全部が全部ではありませんが)、総じて明るいように思うのですが、なぜなのでしょう。ある時「あなたって、いつも明るいのね」と口にしたことがありました。友人はこう答えました。「明るくしていないと潰れてしまいそうなの」と。母の介護をしていた時、ふとその友人の言葉を思い出すことがありました。介護が辛いといったん思い込んだらどこまでも奈落の底に落ちてしまいそうな、そんな危うい精神状態の時に、ふと・・・。


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