介護保険を利用する第一歩は介護認定申請の提出から

介護認定を受けましょう

いよいよ自分の力だけで親の介護をすることが無理だと思えるような状況になった時には、迷わず福祉サービスを利用しましょう。介護保険は文字通り「保険」です。いざという時のためのものですから遠慮なく使ってください。介護認定の申請をすると、介護度や状況に応じた福祉サービスを利用することができます。

「介護認定申請書」の提出から

介護保険を使ってサービスを受けるためには、まず介護認定を受けるための申請が必要です。市町村の役所に設置されている介護福祉課などの窓口に行き、「介護認定申請書」に必要事項を記入して提出しましょう。

介護されているご家族ではなく、被介護者本人が申請しなければならないケースでは、車もないし歩くのも不自由といった理由で申請に行くことができないことが多々あります。その場合にはお近くの「地域包括支援センター」「居宅介護支援事業者」「介護保険施設」などに連絡をすれば申請を代行してもらうことができます。


介護度の認定

申請書を提出すると市町村の調査員が自宅等を訪問し、どのぐらいの介護度かを調査します。調査といっても、本人や家族からの簡単な聞き取りと、歩行・入浴などを中心とした自立度の調査だけですから、ほんの30分ぐらいで済みます。もうひとつ、申請にはかかりつけの主治医の意見書が必要ですので指示に従って受診し、意見書を書いてもらいましょう。

そうした資料をもとに一次判定、二次判定を行い、約1ヶ月後に判定結果が出されます。判定は非該当(自立)、要支援1~2、要介護1~5のいずれかになります。それぞれの判定結果によって受けられるサービスが違ってきます。たとえば在宅で福祉サービスを利用したいのであれば、ホームヘルパーや入浴サービス、配食サービスなどが利用できますし、施設サービスであれば、デイサービスやショートステイなどを利用することができます。手すりをつけたり、部屋の段差をなくすなどの住宅改修もできますよ。


どんなサービスを利用しましょう?

サービスはいくつかを組み合わせて複数利用することが可能ですが、タダというわけではありません。支払われる保険額には上限はあり、どのサービスも一割の自己負担が必要になります。どのようなサービスを利用するか、経済的にどこまでなら負担できるかを考えるのはちょっと面倒かもわかりませんが、介護保険認定後は居宅介護支援センターなどに所属するケアマネージャーが、利用者の希望に沿った最適なサービス計画をたててくれます。

家族の介護負担軽減のための助言なども期待できますから、ケアマネージャーには気持ちを偽ることなく、遠慮なく相談をしてみましょう。


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イラスト・わたなべふみ

ボテちゃんです。社会福祉士とホームヘルパー2級の資格を持っています。親の介護に悩む方のためのサイトを作りました。お役に立てれば幸いです。当サイトについてのご質問等は下記アドレス宛、メールをお願いします。

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